動画アニメーション制作ソフト「VYOND」とは? YouTube収益化できた経験から使い勝手を紹介
どうも、まつしょうです。
早速ですが、最近Youtubeでこんなイラストの動画をよく目にしませんか?
実はこれ、全て「Vyond」という同じアニメーションソフトを利用しているんです。
この記事では実際にVyondを1年半以上使っている私が
- Youtubeで顔出しなしの配信をしてみたい
- 副業で動画編集をしてみたい
- 自由にアニメーションを作ってみたい
という方向けにVyondの価格、メリットデメリットやおすすめのプランについてご紹介していきます。
vyondとは?
vyondはアメリカのアニメーション動画制作ソフトです。
ソフトと言ってもインストールして使う形式ではなく、インターネットに接続されたWEBブラウザ上で利用するクラウドサービスです。
Vyondのメリットとデメリット
メリット
メリット1:初心者でも簡単にアニメーションが作れる
十分な量の背景やキャラクター、アイテムなどの素材が用意されているので、自分で構図やデザインを考える必要がありません。
用意されている素材をパワーポイントの要領でスライドに配置して動かすだけで、アニメーション動画が誰でも簡単に作れます。
最初に操作感を覚えてしまえば、テンプレートを組み合わせて数分間のアニメーションであればすぐに作れてしまいます。
私の動画もベースは既存のテンプレートの組み合わせで作成しています。
メリット2:顔出し不要で動画投稿できる
このツールがあれば顔出しすることなく、Youtubeなどに動画を発信することができます。
Vyondには文章を音声化する機能がついているので、極端な話声出しすらしたくない方でも動画が作れてしまいます。
さらにアニメーションは属人性もないので、チャンネル規模がある程度になってきたら動画編集作業を外注することもできます。
冒頭で3番目に貼っている「スカッとLINE」とかは、クラウドワークスでずっと外注案件が出ていますね。
メリット3:BGM・効果音も著作権フリー
Youtubeで動画を配信する際に嬉しいのは、Vyondの中に著作権フリーで使えるBGM、効果音が入っていることです。
キャプチャのように動画編集画面から好きなBGMや効果音を選択して、任意の尺で挿入することができます。
特に効果音は著作権フリーのサイトよりもバリエーション豊富なので重宝すると思います。
デメリット
デメリット1:ソフト内の用語が全て英語
どうしてもアメリカ産ソフトなので、ソフト内の操作ボタンや素材名が全て英語表記になっており、ある程度英語を理解している必要があります。
例えばりんごのテンプレートを検索する際も「apple」と検索しなければいけません。
りんごならまだ良いのですが、難しい単語だったりすると直感的に日本語で選択できないのがもどかしくなります。
Vyond自体はWebサービスなのでGoogle翻訳を適用することもできますが、ソフトの動作が遅くなるのでオススメできません。
この英語ベースの操作に慣れるまでは少し時間がかかると思います。
デメリット2:ネット通信環境に依存する
Vyondは冒頭で述べた通りクラウドサービスなので、インターネットの通信環境がない場所では使用することができません。
公共wi-fiなど回線速度の遅いところで作業しようとすると、動きが遅くて満足に操作ができない可能性もあります。
特に動画をファイルに書き出す時間が結構かかります。
重たい動画だと一旦ログアウトして数十分待たないとダウンロードできない、なんてこともあるほどです。
デメリット3:利用料が高い
そしてVyondはクラウド製品なので、月額/年額で料金を支払い続けなければいけないというのが最大のデメリットと言えます。
費用はこのあとご紹介しますが、私のプランだと毎月5,000円ずつ払い続けていることになります。
ずっと続くと考えると結構高いですよね…。
Vyondの料金プラン
用途に応じた3種類のプランを用意
私なりにざっくりと整理するとこんな形です。
EssentialプランとPremiumプランは、ファイルの書き出し容量以外の操作感は同じです(essentialは720Pのみ)。
他にもPremiumプランからはオンラインチャットサポートが受けられたりしますが、私は一度も使用したことがありません。
[chat face="2616facb7056c5e7fb730656605d4d71.jpg" name="まつしょう" align="right" border="blue" bg="blue" style="maru"]日本語のサポートなんてもちろんないからね。[/chat]
ただEssentialプランだと動画の左下にVyondのロゴが入ってしまうので、Youtube配信や副業などで使いたい人にはPremiumプランをお勧めします。
↓こんなイメージです。
デザインスタイルは3種類
また、デザインスタイルは
- Contemporary
- BusinessFriendly
- Whiteboard
の3種類あります。
ただし、「Contemporary」フォーマットはProfessionalプランしか使えません。
ただあまりデザインにこだわりを持って購入する方は少ないと思うので、基本は他2種類が使えるPremiumプランで十分かと思います。
実際に私もPremiumプランを契約しています。
複数人で動画製作したい人はProfessionalプラン
ではProfessionalプランはどういう人が契約するの?という点ですが、1つの動画をチームで作成したい人におすすめのプランです。
他のプランでは複数人が1つのアカウントに同時接続することはできません。
必ずどちらかが強制ログアウトになってしまいます。
それがProfessionalプランなら同時に作業することが可能になります。
ただし、プランとは別にソフトをいじる人数分「シート」を購入する必要があるので注意が必要です。
シートの概念はここでは説明しません。
Vyond日本代理店のサイトに説明がありましたので、気になる方は読んでみてください。
https://animedemo.com/vyondbasic/lisenceusers/
安く買いたい人は国内代理店を通さず、直接公式サイトから
Vyond公式で契約すると費用は上記の通りですが、AnimeDemoをはじめとする国内代理店を通じてライセンスを購入するとこの1.5倍〜2倍の費用がかかります。
私も国内代理店のサポートは受けたことがないので恩恵については語れませんが、少なくともこの1年半で困ったことはありません。
操作方法などはYoutubeで調べればたくさん出てくるので、特段英語にアレルギーがあると言うことでなければVyond公式を通じてライセンス購入することをオススメします。
まとめ
最後にまとめると、こんな感じです。
- アメリカ発のクラウドソフト
- 初心者でもいじれるアニメーションソフト
- 顔出し声出し不要で動画が作れる
- デザイン・音声素材が豊富
- サービスが日本語対応していない
- Youtubeや副業で使うならPremiumプラン
- 利用料高いから国内代理店より本国直契約がオススメ
Youtubeでかなり頻繁にこのデザインを見かけるようにはなりましたが、まだまだ動画で分かりやすくサービスや会社を紹介する、という需要は残っていくと思います。
初回ならひとまず14日間お試しでいじってみることができるので、操作感をぜひ試してみてください!